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築20年の中古住宅、どこまで直す?(1)

家族の変化に寄り添う“賢い内部修繕”という考え方

築20年の中古住宅、どこまで直す?(1)

40代からの住まいは「今」だけでなく「これから」を考える

築20年の中古住宅。
40代のご夫婦と10代のお子様、そしてすでに独立した20代のお子様が2人。
このようなご家族構成の方から、最近とても多いご相談があります。

  • 家はまだ住めるけれど、どこか使いづらい
  • 子どもが大きくなり、暮らし方が変わってきた
  • 全部リフォームするほどの予算はかけられない
  • でも、これから先も安心して暮らしたい

「全部を新しくする必要はない。でも、このままでも不便」
そんな“ちょうど中間”の悩みにこそ、内部修繕の考え方が活きてきます
この記事では、実際の築20年中古住宅の事例をもとに、
家族の変化に対応するための内部修繕の考え方を、場所ごとにご紹介します。

玄関は「収納を減らす」ことで、明るく広くなる玄関

築20年の中古住宅、どこまで直す?(1)

玄関は、家の第一印象を決める場所。
しかし築20年前後の住宅では、

  • 下駄箱は小さい
  • 窓が小さく、昼間でも暗い
  • 物が多く、生活感が出やすい

といった悩みを抱えているケースが少なくありません。

あえて収納を撤去する、という選択

今回の住まいでは、玄関前の大きな収納を思い切って撤去。
「収納は多い方がいい」という固定観念を一度リセットしました。
その代わりに、

  • 日常的に使う靴だけを厳選
  • 壁を完全に塞がず、格子壁に変更
  • ハンガーパイプを取付けコートなどはかけれるように
  • 視線と光が抜けることで、玄関全体が明るく

収納量は減っていますが、
「使うものだけがある玄関」は、想像以上にすっきり感じられます。

南側玄関のメリットを最大限に活かす

この住宅は、中央南側に玄関がある立地。
本来は明るさを活かせる条件でしたが、スリット(縦長の採光部)が少なく、光を取り込めていませんでした。
そこで、玄関ドアをスリットが増えたデザインに変更。
たったこれだけでも、昼間の明るさは大きく変わります。
通常玄関の交換は、外壁の撤去だけでなく、タイルや内部の壁紙など様々な影響が起きる工事です。しかし、今回は既存の玄関枠を利用するカバー工法を採用して、一日で施工が完了します。
さらに、

★床材の幅を広くする
★貼り目地の色や向きを工夫する
ことで、実際の広さ以上に「広く感じる玄関」に。

→ 玄関は「広げなくても、広く見せる」ことが可能な場所です。

キッチンは“先駆的だった対面キッチン”を、今の暮らしに合わせる

キッチンのリフォーム

築20年前後の住宅によく見られるのが、
「当時としては先進的だった対面キッチン」。
ただ、今の目で見ると──

  • 壁に囲まれていて閉鎖的
  • 広いだけで移動距離が長い
  • 家族との距離を感じる

といった違和感を覚えることも少なくありません。

床の張替えをきっかけに、給排水を一新

今回の内部修繕では、床の張替えに合わせて
給排水の位置を一新し、オープンカウンターキッチンへ変更しました。
これにより、

  • 無駄な動線が減り、作業効率が向上
  • リビングとの一体感が生まれる
  • 家族の気配を感じながら料理ができる

「広さ」は変わっていなくても、体感的な快適さはまったく別物になります。

見せるところ・隠すところを整理する

オープンにすると気になるのが、手元やゴミ箱の存在。
そこで、

★手元やゴミ置き場はさりげなく隠す
★見える部分にはタイルを施工し、デザインのポイントに

“全部見せる”のではなく、
「見せたいところだけ見せる」ことで、生活感を抑えつつ楽しめる空間になりました。

ドア位置をずらすだけで、収納が生まれる

さらに大きなポイントが、
キッチン横の廊下へのドア位置を少しずらしたこと。
それだけで、

★階段下のデッドスペースが活きる
★パントリーとして使える収納が誕生

間取りを大きく変えなくても、
“位置を調整するだけ”で暮らしやすさは大きく変わります。

収納は「増やす」より「使い分ける」という発想

築20年の住宅では、
「収納が足りない」と感じる方が多い一方で、
実は使い方が合っていないだけというケースも少なくありません。

階段下は、立派な収納スペース

階段下は形が不規則なため、敬遠されがち。
しかし、

★掛ける収納
★置く収納
★たたむ収納

を使い分けることで、非常に実用的なスペースになります。
「何をしまう場所なのか」を明確にすることで、
無理に収納を増やさなくても片付く家になります。

「全部直さない」からこそ、壁紙が効く

内部修繕では、
すべてを造り替える必要はありません。
特に2階や個室などは、

★壁紙を変える
★機能性の高いクロスを使う

だけでも、印象は大きく変わります。

和室も“メンテナンスしやすい空間”へ

和室のリフォーム

今回の住まいでは、

★塗り壁風の壁紙
★汚れにくく、メンテナンス性の高い素材

を使い、和室を「雰囲気はそのまま、手入れは楽」に。
アクセントとして取り入れることで、空間にメリハリも生まれます。

まとめ|「全部直さない」から、満足度が上がる

今回の内部修繕で大切にしたのは、
“今後の生活でも確実に消耗する部分”と、そうでない部分を分けて考えることです。

  • 毎日使う設備や水まわり → 交換・新設
  • 2階や個室など → 内装の更新で対応

こうすることで、
ご予算に配慮しながらも、暮らしの質を大きく向上させることができます。
今野工務店では、

  • 「できない」で終わらせない
  • 「どうすれば可能か」「代替案はあるか」を一緒に考える

そんな姿勢で、お客様の住まいと向き合っています。

これからの暮らしを見据えた内部修繕を

40代は、住まいを“仕切り直す”のにとても良いタイミングです。
子どもの成長、家族構成の変化、将来の暮らし。

今の家を活かしながら、
これから先も心地よく住み続けられる住まいを、一緒に考えてみませんか。

宮城県で中古住宅の内部修繕・リフォームをご検討の方は、現地を見たうえで、無理のないご提案をさせていただきます。
どうぞお気軽に、今野工務店へご相談ください。

お気軽にご来店ください♪

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一緒に、変化に強い理想の住まいを作り上げていきましょう。

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