

下記は、リフォーム前のキッチン


「キッチンを交換したい」その気持ちに寄り添うために
キッチンは、家の中でも特に“日常”と密接な空間です。
だからこそ、「古くなって使いにくい」「動線が悪い」「収納が足りない」と感じると、
毎日の家事時間そのものがストレスになってしまうこともあります。
とはいえ、ネット上の「キッチン交換◯万円~」という情報だけでは、
実際に自分の家がどのくらいの費用で、どんなふうに変えられるのか、なかなかわかりませんよね。
この記事では、宮城県で多くのリフォームを手がけてきた今野工務店が、
実際の「キッチン交換工事の実例」と「成功のポイント」を紹介します。
金額や工事内容の違いをリアルに知ることで、きっとあなたの理想のキッチンづくりのヒントになるはずです。
キッチン交換の費用相場はどのくらい?
まず知っておきたいのが、キッチン交換の費用感。
一般的には、以下のように「規模・内容」によって金額が変わります。
工事の種類 | 費用の目安 | 内容 |
|---|---|---|
シンプルな同等交換 | 約30〜80万円 | 同タイプのシンク・換気扇交換・軽微な内装補修 |
デザイン性重視の対面型交換 | 約70〜120万円 | 造作カウンター・収納変更・照明・内装工事を含む |
配置変更を伴う大規模工事 | 約100〜150万円以上 | 給排水移設・壁・床・出入口変更など |
この「金額の幅」は、“キッチンをどんな空間にしたいか”によって大きく変わります。
次に、実際の施工例を通して、どのように費用が決まっていくのかを見てみましょう。
施工実例①:築30年以上の住宅|同タイプで快適に(約30〜80万円)
Before:古くなったユニットキッチン。狭く、掃除が大変に…
築30年以上の住宅で、「水漏れやサビが気になる」「収納が使いづらい」とのお悩みがありました。ご希望は「できるだけ費用を抑えて、今と同じ形のまま交換したい」というもの。
After:同タイプでもここまで変わる!コンパクト&清潔な印象に
既存のユニットキッチンを撤去し、新しいユニットシンクを設置。
換気扇も交換し、壁面には耐水パネルを施工。
さらに、サイズの違いで生まれた隙間を活かしてカウンターを造作し、普段あまり使わない調理器具を収納できるように工夫しました。
「本体+撤去+施工+細かな造作」すべて含めて約30〜80万円。
無駄のない、コンパクトで使いやすいキッチンが完成しました。
ポイント: 同等交換でも、サイズ調整や素材選びで“新築のような印象”に。
施工実例②:築20年以上の中古住宅|対面キッチンをリデザイン(約70〜120万円)
Before:対面キッチンなのに暗くて閉鎖的…
中古住宅購入時のリフォーム相談。
「せっかくの対面キッチンなのに、壁が高くて圧迫感がある」とのお悩みでした。
After:手元を隠しながら開放的に。カフェのような空間に
手元を隠せる高さの造作カウンターを設置し、壁の上部をオープンにすることで、リビングまで視線が抜ける開放的な空間に。
天井までのラインを整えることで奥行き感が生まれ、さらに、背面のカップボードにはエコカラットタイルを採用してデザイン性もアップ。
費用は約70〜120万円。
“使いやすさ”と“インテリア性”を両立したリフォームとして人気の高いスタイルです。
ポイント: 対面キッチンは「見せ方」で印象が劇的に変わる。
施工実例③:築50年以上の古民家|キッチン位置を大胆に変更(約100〜150万円)
Before:北側の奥にあり、暗く使いづらい…
昔ながらの住宅で、キッチンが北側の奥まった場所にあり、昼間でも照明が必要な暗さ。
ご家族から「もっと明るい場所で料理がしたい」とのご要望がありました。
After:給排水を移設し、明るく開放的なキッチンに再構築
既存の配管をすべて見直し、南向きのリビング側にキッチンを移動。
床の復旧・壁の補修・天井の張替えを含む大掛かりな工事となりましたが、結果として、自然光の差し込む明るいキッチンが実現しました。
さらに、奥に新しい出入口を設け、玄関からも直接アクセス可能に。
「家事動線が格段に良くなった」と大変ご満足いただけました。
費用は約100〜150万円。
“使いやすさ+家全体の動線改善”という価値あるリフォームとなりました。
ポイント: キッチンは「配置を変えるだけ」で暮らしの質が一変する。
成功するキッチン交換の3つの共通点
これらの実例に共通しているのは、「目的を明確にしたプランニング」です。
ただ“新しくする”のではなく、“どんな暮らしを実現したいか”を整理することで、
最適な費用バランスと満足度の高い仕上がりになります。
成功リフォームに共通する3つのポイントをまとめてみましょう。
「どんな不満を解消したいか」を明確にする
「古い」「狭い」「暗い」など、今のキッチンへの不満をリスト化することが第一歩です。
原因を明確にすると、必要な工事範囲が自然と見えてきます。
「見た目」だけでなく「使い勝手」も重視する
見た目がきれいでも、使い勝手が悪ければ結局ストレスになります。
ワークトップの高さ、収納の配置、動線のスムーズさなど、
実際の生活を想像しながらプランニングすることが大切です。
現場を見て提案してくれる会社に相談する
図面上の打ち合わせだけでは、配管や下地の状態は分かりません。
現場を見た上で提案できる工務店こそ、後悔のないリフォームを叶えてくれます。
今野工務店では、現地確認+一担当者制+明朗見積もりを徹底。
「見えない部分まできちんと説明してくれる」と多くのお客様にご好評をいただいています。
「費用」よりも「暮らしの変化」で考えるリフォームを
キッチン交換を検討していると、つい金額に目がいきがちです。
でも、本当に大切なのは「どれだけ快適に、心地よく暮らせるようになるか」。
費用は大きな判断材料ですが、“数字”ではなく“満足度”で見る視点を持つことが、成功リフォームの鍵です。
今野工務店では、
これらを大切に、お客様一人ひとりに寄り添った家づくりを行っています。
どんな些細なことでも構いません。
リフォーム、新築など住まいのことなら何でもCREAにご相談ください。
お気軽にご来店ください♪
DESIGN OFFICE CREA

家族の未来を見据えた素敵な家づくりが、あなたを待っています。
一緒に、変化に強い理想の住まいを作り上げていきましょう。



