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キッチン交換はいくら?ネットの価格と実際の費用の違いを徹底解説

拭き掃除もラクにキレイに使いやすくなったキッチン
キッチン交換はいくら?ネットの価格と実際の費用の違いを徹底解説

リフォーム前のキッチン

「キッチン交換はいくら?」──誰もが気になるけれど、実は一番わかりづらいテーマ

古くなったキッチンを交換したい。
そんな時、まず多くの方がするのは「キッチン交換 費用」「シンク交換 価格」などと検索することではないでしょうか。
しかし、調べてみると──

  • ネット広告では「工事費込み◯◯万円~」
  • ホームセンターでは「本体+標準工事付き」
  • 家具店のチラシでは「特価キャンペーン◯万円!」

……など、金額がバラバラで混乱してしまう方が少なくありません。
実は、キッチン交換の費用が一定ではない理由は明確にあります。
この記事では、宮城県で多くのリフォームを手がけてきた今野工務店が、「なぜそんなに価格差が出るのか」を、実際の現場事例を交えてわかりやすく解説します。

なぜキッチン交換の金額はバラバラなのか?

キッチン交換の費用が30万円で済むケースもあれば、150万円以上になることも
この金額の差は、単純に“メーカーやグレードの違い”だけではありません。
実は、「現状の条件」と「どこまで変えるか」が大きく関わっているのです。
ここでは、金額を左右する3つの代表的な要素を整理してみましょう。

1:現在のキッチンの形状と設置条件

  • シンクが壁付タイプか、対面タイプか
  • 蛇口が壁から出ているか、カウンターから立ち上がっているか
  • 流し台・調理台・ガス台が一体のユニットか、バラバラか
  • 給湯器の位置が近くにあるか、離れているか

これらの違いだけで、配管の延長や撤去・復旧作業の有無が変わり、工事費に差が出ます。
特に築20年以上の住宅では、当時の寸法や配管位置が現在の規格と合わないことも多く、
「設置のために下地や配管を直す工事」が必要になる場合があります。

2:どのような仕上がりを目指すか(同等交換か、造作を加えるか)

「今と同じようなシンクでいい」というケースもあれば、
「せっかく交換するなら対面式にしたい」「収納を増やしたい」など、希望はさまざま
です。
見た目や使いやすさを重視するほど、キッチン本体以外にも造作工事や内装仕上げが必要となり、結果的に費用は上がっていきます。
ですが、これは“高くなる=悪いこと”ではありません
暮らし方に合った設計に変えることで、日々の家事ストレスが軽減され、長期的には“満足度の高い投資”となります。

3:他の工事との組み合わせ(給湯器・内装・壁など)

キッチン交換は単体でも行えますが、
実際の現場では「お風呂や洗面台の交換も一緒に」「給湯器を見直したい」など、他の工事と組み合わせるケースが多いです。
この場合、工事の順序や施工範囲が広がるため、見積もりの中には「共通工事費」や「関連工事費」が含まれることがあります。
そのため、“本体価格+基本料金”だけを見て判断するのは危険です。

実際の工事例から見る「費用の目安」

ここで、今野工務店が実際に手掛けた3つの事例をもとに、
キッチン交換の費用感を紹介します。
(※すべて宮城県内での施工実績です)

事例①:築30年以上のユニットシンクを同タイプで交換(約30〜80万円)

「住みながらの交換をしたい」というご要望。
現状と同じ形のユニットタイプを採用し、換気扇の交換・耐水パネル施工を実施。
サイズが合わず隙間が生じたため、そこを利用してカウンターを造作。
普段使わない調理器具を収納できるようにし、コンパクトながら使いやすいキッチンに仕上げました。
本体価格に加え、撤去費・接続工事費・細かな補修などを含めて約30〜80万円の範囲。
「シンプルな交換でも丁寧にやるとここまで変わる」という好例です。

事例②:築20年以上の中古住宅、対面キッチンを再構築(約70〜120万円)

中古住宅を購入されたお客様から「対面キッチンをもっと開放的にしたい」というご相談。
既存の壁付き構造を活かしつつ、手元を隠せる造作カウンターを設置。
さらに天井までのつながりを意識したデザインで、奥行と明るさを両立しました。
カップボードにはサイズオーダーを採用し、アクセントにエコカラットタイルを使用。
機能性とデザイン性を兼ね備えたキッチンに生まれ変わりました。

事例③:築50年以上、北側の暗いキッチンを大改修(約70〜150万円)

昔ながらの「北側の奥まったキッチン」を、思い切って明るい空間にリフォーム。
シンク位置を移動し、給排水の移設、床の復旧、壁の補修などを含むフルリノベーション型工事です。
さらに、奥に新しい出入口を設け、玄関からも直接出入りできるように。
「行き止まりのない動線」が生まれ、生活の利便性が大きく向上しました。
このように、“どんな暮らしを実現したいか”によって費用が変わることがわかります。

「本体+基本料金」だけでは済まないことも

ネット広告などでよく見かける「工事費込み◯◯万円~」という表示。
実は、多くの場合は“標準工事”に限った金額です。
たとえば、次のような工事は追加費用になることが一般的です。

  • 配管・電気の位置が合わず延長が必要
  • 壁・床の下地が傷んでいるため補修が必要
  • 換気扇や吊戸棚も同時に交換する
  • サイズが異なるためキッチンパネルを新設する

これらをきちんと見極めるには、現地確認を行うことが不可欠です。
今野工務店では、現地で配管位置や壁面の状態を丁寧に確認したうえで、
「本当に必要な工事」と「不要な工事」を明確にお伝えしています。
そのため、「見積もり後に想定外の費用がかかった」という心配がありません。
これは地域密着の工務店として、多くのお客様に喜ばれている点でもあります。

費用を抑えながら満足度を上げるコツ

キッチン交換で後悔しないためには、「安さ」だけで決めないことが大切です。
価格を抑えつつ満足度を高めるポイントを、3つにまとめてご紹介します。

① 優先順位を決める

「広さを重視したい」「収納を増やしたい」「掃除のしやすさを重視したい」など、
家族ごとに重視したいポイントは異なります。
すべてを詰め込もうとすると費用が膨らむため、“譲れない部分”を明確にすることが大切です。

② 他工事とまとめて依頼する

給湯器や床の張り替えなどを同時に行うことで、養生など共通作業を一度で済ませられるため、トータルコストを抑えられる場合があります。
実際に今野工務店でも、「洗面所と同時に施工して費用を節約できた」という事例が多くあります。

③ 地元の工務店に相談する

広告費をかける大手業者とは異なり、地元工務店は“現場での調整力”が強みです。
「このサイズの隙間を活かして収納を作る」「部分的に再利用する」など、
柔軟な提案ができるため、費用を抑えつつ満足度の高いリフォームが可能です。
今野工務店では、一担当者制で最初の相談から施工・アフターサポートまでを一貫して行うため、お客様の希望や不安を丁寧に汲み取り、最後まで安心してお任せいただけます。

「価格の安さ」より「納得の内容」で選ぼう

キッチン交換の費用は、条件や希望によって大きく変わります。
重要なのは「なぜその金額になるのか」を理解し、納得できる内容でリフォームを進めること。
表面上の“工事費込み◯万円”という言葉に惑わされず、自分の家にとって本当に必要な工事を見極めることが、満足のいくキッチンづくりへの近道です。
宮城県でキッチン交換・リフォームをお考えの方は、まずは今野工務店へお気軽にご相談ください。
現地確認からお見積もりまで、わかりやすく、誠実にご対応いたします。

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