
家づくりで後悔しないために、最初に「総額」を正しく把握することが絶対に必要です
「いつかはマイホームを建てたい」とお考えの方に、まず最初にお伝えしたいことがあります。それは、家づくりで後悔しないためには、建物本体価格だけでなく「総額」を正しく把握することが絶対に必要だということです。
住宅展示場で「建物価格2,500万円」と聞いても、実際に住み始めるまでには3,500万円以上かかることが珍しくありません。この「1,000万円の差」を最初から理解しておくことで、安心して理想の家づくりを進めることができるのです。
なぜ総額把握が家づくりの第一歩なのか
多くの人が家づくりで後悔する最大の理由
家づくりで後悔している方々の体験談を聞くと、共通する問題があります。それは「途中で予算が足りなくなった」「思っていた以上に費用がかかった」という金銭面でのトラブルです。
なぜこのような問題が起こるのでしょうか?その理由は明確です。
住宅業界には見積もり提示方法の統一された規制がないため
各住宅会社が独自の方法で見積もりを作成しており、「何が含まれていて、何が含まれていないか」が会社によって大きく異なるのです。
総額把握で得られる4つの安心
正しく総額を把握することで、以下の安心を得ることができます。
資金計画の安心
予期せぬ出費に慌てることがない。
住宅ローンの安心
無理のない借入計画が立てられる。
選択の安心
予算内でできることとできないことが明確になる。
家族の安心
お金の心配なく、家づくりを心から楽しめる。
逆に、総額把握を怠ると、家づくりの途中で資金不足に陥り、理想を諦めざるを得なくなったり、過度な借入により将来の生活に支障をきたしたりする危険性があります。
実際にかかる費用の内訳と注意点
実例:「2,500万円の家」の本当の総額
多くの方が「建物本体価格2,500万円」と聞いて想像する費用と、実際にかかる費用には大きな差があります。
建物本体価格に含まれないことが多い項目
項目 | 費用目安 | 備考 |
|---|---|---|
地盤改良工事 | 50万円~ | 地盤調査後に判明 |
外構工事 | 150万円~ | 駐車場、門扉、アプローチ等 |
カーテン・ブラインド | 30万円~ | 全窓分 |
エアコン設置 | 80万円~ | 工事費込み全室分 |
照明器具 | 30万円~ | 全室分 |
融資費用 | 80万円~150万円 | 事務手数料、保証料等 |
引越し・諸費用 | 50万円~100万円 | 登記費用、引越し等 |
このように、「2,500万円の家」でも実際には4,000万円近くかかることがあるのです。
宮城県特有の費用例
宮城県で家づくりを行う場合、地域特有の費用も考慮する必要があります。
気候対応費用の例
これらは初期投資としては高く感じられるかもしれませんが、宮城県の冬を快適に過ごし、長期的な光熱費を削減するために重要な投資です。
地盤・基礎対応費用の例
宮城県では、東日本大震災の経験を踏まえ、より安全性の高い基礎工事への関心が高まっています。
建て替えの場合の追加費用例
既存住宅の建て替えを検討されている方は、さらに以下の費用が必要になります。
実例:築40年住宅の建て替えケース
追加総額:330万円~550万
古い住宅では、ライフラインの老朽化により、場合によっては土地を新規購入するよりも費用がかかることもあります。
安心できる家づくりは総額把握から始まる
家づくりの費用は、建物代、土地代、融資費用、諸費用の4つの要素から構成され、それぞれに「見えない費用」が潜んでいます。
重要なポイント
これらを最初から理解しておくことで、「思っていたより高くなった」「予算が足りない」という事態を避け、安心して家づくりを進めることができます。
次回の後編では、具体的な見積もりの見方や、「後から追加費用」を防ぐための実践的な対策について詳しく解説いたします。
総額予算での家づくりセミナーで、あなたの疑問を解決しませんか?
「自分たちの場合、具体的にいくらかかるの?」 「どの費用を優先すべき?」 「無理のない予算設定の方法は?」
このような疑問をお持ちの方に向けて、今野工務店では「総額予算での家づくりセミナー」を定期開催しております。
このセミナーで解決できること
重要なポイント
私たちがお約束すること
「家づくりを考え始めたけれど、まず何をすればいいか分からない」という方こそ、ぜひお気軽にご参加ください。漠然とした不安を、具体的で実現可能な計画に変えるお手伝いをいたします。
お気軽にご来店ください♪
DESIGN OFFICE CREA

家族の未来を見据えた素敵な家づくりが、あなたを待っています。
一緒に、変化に強い理想の住まいを作り上げていきましょう。



