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なぜ宮城の家は寒いのか?工務店が明かす”断熱の新常識”と快適な暮らしの秘密

なぜ宮城の家は寒いのか?工務店が明かす”断熱の新常識”と快適な暮らしの秘密

冬は足元が冷えて、お風呂場が寒い...」

「暖房を入れても、すぐに寒くなってしまう...」

「結露がひどくて、カビが気になる...」

宮城で暮らす方なら、このような悩みを一度は経験したことがあるのではないでしょうか?

実は、これらの問題のほとんどは「断熱性能」が関係しています。

20年以上、宮城の気候と向き合いながら家づくりに携わってきた経験から言えることは、「この地域に合った適切な断熱性能」が、快適な暮らしの決め手になるということです。

今回は、宮城の気候に本当に必要な断熱性能と、2025年からの新基準も踏まえた家づくりのポイントをご紹介します。

宮城の気候、実は特殊なんです

意外と知られていない宮城の気候の特徴

宮城県は、一見すると東北の中では温暖な地域に見えます。しかし実際は、、

1

寒暖差が大きい

- 夏は30度を超える
- 冬はマイナス気温も
- 1日の温度差も大きい

2

湿度が高い

- 海からの湿気
- 盆地特有の朝霧
- 梅雨が長い

3

季節風の影響

- 冬の強い北西風
- 夏の湿った南東風
- 建物への影響大

このような気候の特殊性が、家の断熱性能に大きく影響するのです。

なぜ宮城の家は寒いのか?

従来の家づくりの落とし穴

多くの住宅メーカーは、全国一律の基準で家を建てています。しかし、これには大きな問題があります。

地域特性の軽視

- 宮城特有の気候への対応不足
- 画一的な断熱設計
- 地域の建築文化との不調和

コスト重視の設計

- 必要最低限の断熱材
- 性能よりも見た目重視
- 長期的な視点の欠如

誤った認識

- 「東北だから寒いのは当たり前」
- 「暖房で何とかなる」
- 「高断熱は贅沢」

なぜ宮城の家は寒いのか?工務店が明かす”断熱の新常識”と快適な暮らしの秘密

宮城に最適な断熱性能とは?

具体的な数値で見る適正な断熱性能

宮城で快適に暮らすために必要な断熱性能は、

1. 断熱性能(Ua値)

- 国の基準:0.87以下
- 推奨値:0.4程度
- 超高断熱:0.25以下

2. 気密性能(C値)

- 国の基準:5.0以下
- 推奨値:1.0以下
- 超高気密:0.5以下

なぜこの数値が重要なのか?

実際の効果を見てみましょう。

1. 暖房効率

- 一般的な家:2時間で室温が5度低下
- 高断熱の家:6時間経っても2度程度の低下

2. 冷暖房費

- 一般的な家:月平均25,000円
- 高断熱の家:月平均15,000円
※4人家族の場合の平均値

3. 結露の発生

- 一般的な家:窓際で頻繁に発生
- 高断熱の家:ほとんど発生せず

2025年新基準で変わること

省エネ基準義務化のポイント

2025年4月からの新基準では、

1. 断熱性能の強化

- より高い基準値が必要に
- 施工品質の確認強化
- 第三者による検査

2. 設備性能の向上

- 高効率給湯器の推奨
- 換気システムの改善
- 照明のLED化

3. 住宅全体での評価

- 外皮性能
- 設備性能
- 再生可能エネルギー

なぜ宮城の家は寒いのか?工務店が明かす”断熱の新常識”と快適な暮らしの秘密

今野工務店のダブル断熱の特徴

なぜダブル断熱にこだわるのか

当社が採用するダブル断熱には、大きな特徴があります。

1

外断熱と内断熱の組み合わせ

- 外気の影響を最小限に
- 熱橋を防ぐ
- 構造体の保護

2

宮城の気候に合わせた設計

- 地域特性を考慮
- 結露対策の徹底
- 快適性の追求

3

長期的なメリット

- 建物の長寿命化
- メンテナンス費用の削減
- 資産価値の維持

断熱性能で変わる暮らしの質

具体的なメリット

1

健康面での効果

- ヒートショック予防
- アレルギー症状の緩和
- 睡眠の質の向上

2

経済的なメリット

- 光熱費の大幅削減
- メンテナンス費用の低減
- 将来の資産価値維持

3

快適性の向上

- 一年中快適な室温
- 結露・カビの防止
- 空気質の改善

失敗しない断熱性能の選び方

チェックポイント

1. 数値での確認

- Ua値の確認
- 換気システムの性能


自分の家のUa値を教えてもらいましょう。
自社施工の参考間取りでは当然、よい数値になっています。
断熱材やサッシの性能も重要となり、時には方角により種類を変えることも
必要となります。

2. 施工品質

- 断熱材の施工方法
- 気密施工の確認
- 熱橋対策

性能のよい断熱材を使うことは当たり前になってきました。しかし、それらを施工する技術が整っていないのが現状です。
自社で施工すれば費用は抑えられますが、その施工が正しいのかはしっかりと確認が必要です。

3.アフターフォロー

- 定期的な性能チェック
- メンテナンス体制
- 補修対応

まとめ:これからの宮城の家づくりで大切なこと

宮城で快適に暮らすための家づくりは、地域の特性を理解した上で適切な断熱性能を選択することから始まります。
特に重要なのは、

1

地域特性に合わせた設計

- 宮城の気候を理解
- 適切な断熱性能の選択
- 地域に合った工法

2

長期的な視点

- 初期投資と維持費用のバランス
- 将来の資産価値
- メンテナンス性

3

信頼できる工務店選び

- 地域での実績
- 技術力の確認
- アフターフォロー体制

SNSの普及で、住宅の情報も溢れています。見て知って勉強することはとても良いことですが、何が自分たちに必要な情報かを見定めて、自分にあった家づくりを進めましょう。
今野工務店では、宮城の気候に最適な断熱性能について、無料相談会を実施しています。
実際の施工事例や、光熱費のシミュレーションなど、具体的なご提案をさせていただきます。

今野工務店スタッフ

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